南西航空ってご存知ですか?
お~りと~り
羽田空港で撮影した南西航空 B737-200 です。
南西航空ってエアラインをご存知でしょうか?機体には写真のように、鮮やかな塗装を施していました。
南西航空は1967年6月に設立された航空会社です。1993年6月30日に南西航空という名前はなくなりました。現在のJTA(日本トランスオーシャン航空)の昔の名前です。
南西航空ならびにJTAについての詳しい歴史は「フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)」のこちらのページ(
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%97%A5%E6%9C%AC%E3%83%88%E3%83%A9%E3%83%B3%E3%82%B9%E3%82%AA%E3%83%BC%E3%82%B7%E3%83%A3%E3%83%B3%E8%88%AA%E7%A9%BA)をご覧ください。
1992年5月から10ヶ月しか見れなかったB767-300。
さすがの私もこのB767-300は実機を見たことがありません。南西航空写真館(
http://www.swal-nansei.nu/)から写真をお借りしました。
この塗装からJALグループの一員であるとは、想像がつかないと思います。設立当初の塗装はJALに似ていました(写真は用意できませんでした)。沖縄らしいトロピカルな雰囲気でした。
1993年7月に現在の社名になり、JALグループの一員をイメージさせる塗装に変更されました。さすがにJTAの機体に「鶴丸」が描かれることはなく、その点ではまだJTAの独自性が残っていました。
この塗装も実機を見たことがありません。B767-200。
会社名は1993年7月にJTAに変わったものの、飛行機の塗装は一気に塗り替えることは出来ません。上の写真は名前は南西航空ですが、塗装はJTAのものです。
大阪・伊丹空港でのB737-200。
また塗装は南西航空なのに、JTAの表記になった機体などが飛んでいました。
1代前の塗装です。機首部分のスカイマンタの絵が懐かしいです。
そして全ての機体がこの塗装になりました。しかし同時多発テロの影響で沖縄への観光客が減少するのを食い止めるために
「いこうよ おいでよ沖縄」の文字がペイントされた時期もありました。またファッションブランドの「Papas」の文字がペイントされていた機体もありました。
JALとJASの統合により現在の塗装に至っています。文字がJALかJTAかの違いしかありません。
現在のスタイルです。
グループ一員を同じ塗装にする流れは、ANAのほうも同じです。個性的なカラーリングの機体が少なくなっていくのは、少し残念です。
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