まさかの里帰り
2014年3月末で引退が決まっているANAのB747-400。かつて就航したことのある空港への、里帰りフライトが行われています。里帰りが出来ない空港があるなぁと思っていました。それは大阪・伊丹空港です。伊丹空港では地域環境(騒音)への配慮から、空港の運用ルールとして2006年4月よりB747-400の就航が認められておりません。
一時は羽田ー伊丹線はほぼB747で運航されていた時期もありました。うんようるーるが制定されてからは、要人フライトの際にこのるーるが適用外になる程度でした。一民間企業の企画でこのルールの適用外になるとは考えられませんでした。
でもANAさんはやっちゃいます。伊丹空港への里帰りフライトを・・・。2014年1月12日にB747-400が大阪国際空港(伊丹空港)に飛来します。伊丹空港で勤務するANAグループ社員により発案され、長い間伊丹空港を支えてくださっている皆様に感謝の気持ちを込め、「ジャンボ」の思い出と共に周辺地域のさらなる活性化を目指し退役イベントを開催いたします。当日は遊覧飛行や機体見学会、地域企業との協賛など、地域の皆様と共にイベントを作り上げます。
ものすごいことになりそうな気がします。時間が許せばこの日伊丹空港に行きたい心境です。
こんなサプライズな企画を実行できるのであれば、退役の最終フライトはこの塗装で飛んでほしいと願うファンは少なくないはずです。
今回使用した写真はかつて伊丹空港で勤務していた際に撮影したものです。職権乱用ですが(笑)。特に3枚目の2階のドアが開いている光景はなかなか見ることが出来ないと思います。
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