2012年03月21日
3月20日に起こった事から考える
3月20日の那覇から石垣に向かうフライトの運航状況です。写真が小さいので文字は読みづらいと思いますが、617便だけピンク地になっているところがあります。那覇空港を離陸後第1エンジンに計器の異常が発生したため、当該エンジンを停止して那覇空港に緊急着陸しました。
同じ3月20日の石垣から那覇に向かうフライト状況です。617便が石垣空港に到着しなかったので、その折り返し便も当然欠航になります。折り返しは関西空港行きの084便です。
同じ3月20日の那覇から関西空港に向かうフライト状況です。石垣ー那覇間は欠航になりましたが、那覇ー関西空港間は運航されました。ここも欠航になると、3月21日の関西ー石垣と石垣ー那覇間でも欠航便が発生します。それは避けなければいけないので、那覇ー関西空港間は運航されました。ただし2時間遅れていますが・・・。
617便と84便の予約を持っていた人は、JTAの次の便かANAのフライトへの振り替えがあったと想像します。このような対応はJTAだけでなく、JALやANAでは当たり前の対応です。自然条件による欠航ではなく機材トラブルによるものですから、当然エアラインに責任が生じます。
このブログでも幾度となく紹介している格安航空会社の場合は、このようなケースでも他社便への振り替えは実施しません。自社便の後続のフライトを利用するか、払い戻しを受けるかという選択になります。イレギュラー時の対応は全く異なります。
格安航空会社は余裕がないフライトスケジュールを組んでいます。そのため遅延が生じた場合、なかなか遅延を取り戻せない可能性が高いです。
運賃が高いことで既存のエアラインは厳しい立場にありますが、イレギュラーが発生した時の対応は安心できます。安さばかりが目立つ格安エアラインですが、HPなどでイレギュラー時の対応を確認しておくことをお勧めします。
ちなみに最初の写真で紹介したJA8939が、那覇空港に緊急着陸した機材です。
Posted by スカイマンタ at 00:22│Comments(0)
│空旅 お得チケット館
※このブログではブログの持ち主が承認した後、コメントが反映される設定です。