八重山どうでしょう How do you like Yaeyama? (旧 八重山ブリーズ)

　内田康夫著「萩殺人事件」をご紹介します。５００ページ弱の長編ですが、いつものように一気に読めます。この作品は浅見光彦登場３０周年を記念して、光文社と祥伝社が合同特別企画として発刊されました。

　この本の帯に「これはひょっとすると世界初で世界唯一のミステリーになるかもしれない」と書かれています。

　光文社から発売されているこの作品は浅見光彦を中心としてかかれていません。もちろん登場はしますが、浅見光彦の目線で描かれていません。同時に発売された祥伝社「汚れちまった道」は浅見光彦の目線で描かれ、萩殺人事件の内容も作品の中でリンクしているようです。

　まだ手にしていない「汚れちまった道」を早く読んでみたいものです。